アメリカ軍兵士が北朝鮮に拉致される事件が発生し、政府の対応に世間の批判が高まっていた。
そのさなか、ホワイトハウス内で若い女性が殺害された。
犠牲者はホワイトハウスで働く職員のカーラ。
国家安全保障局の大統領顧問であるアルビン・ジョーダン(アラン・アルダ)からの要請により、ワシントン市警の殺人課、リージス刑事(ウェズリー・スナイプス)がこの事件の捜査を担当することに。
そして、女性シークレットサービスで、過去に射撃競技の五輪金メダルを獲得した経験を持つニーナ(ダイアン・レイン)が、リージスの捜査に協力することに。
しかし、シークレットサービスのホワイトハウス警備主任・スパイキングス(ダニエル・ベンザリ)は、なぜか捜査に非協力的な姿勢を貫く。
さらに、スパイキングスは清掃係のルケイジという男を犯人に仕立て上げようとしていた。
ルケイジが逮捕されてしまい納得がいかないリージスは捜査を続け、殺害されたカーラの写真にシークレットサービスの男が写っていることに気づく。
上層部の圧力で口を閉ざしていたニーナだったが、リージスに無罪の男を有罪にするのかと責められ、写真の男は大統領の息子カイル(テイト・ドノバン)の警護係だと告白する。
実はカーラはカイルと付き合っていたのだ。
リージスはさらに事件の謎を追うのだが…。