1933年、カンザスシティ。
クールで凄腕のスピア警部(クリント・イーストウッド)と、口がうまく女にモテる私立探偵のマイク・マーフィー(バート・レイノルズ)は、警察時代の元同僚だ。
しかし、ライバル意識剥き出しの二人は、会えば必ずケンカする犬猿の仲だった。
そんな中、マーフィが相棒スイフトと私立探偵を立ち上げるが、ロクな仕事もなく事務所は破産寸前。
マーフィーは取り立て屋を叩きのめし、令嬢キャロライン(マデリーン・カーン)との恋を楽しんでいた。
一方スイフトは一攫千金を夢見て、密かに大仕事を企んでいた。
暗黒街の大物マフィア・コルの隠し帳簿を手に入れ、その帳簿をネタに、コルともうひとりの暗黒街の大物ピットから金を引っ張ろうと企てる。
噂を耳にしたスピアはマーフィーに警告するが、2人は顔を合わせるとケンカばかり。
そして、スピアの心配したとおりスイフトはピットに殺されてしまい、帳簿の在りかは分からないまま…。
ピットはマーフィーが帳簿を持っていると思いキャロラインを誘惑し、彼女と引き替えに帳簿を渡せと迫る…。
相棒の復讐のため、そして彼女を助けるため、マーフィーはスイフト殺しを追う犬猿の仲のスピア警部と手を組み、暗黒街の大物マフィアたちに挑んでいくが…。