エド 山口(エド やまぐち、本名:武東 郁夫(むとう いくお)、1948年7月9日 - )は、日本のタレント、漫談家、俳優、音楽家、エレクトリック・ギターバンド「エド山口&東京ベンチャーズ」のリーダー。モト冬樹の実兄。釣り好き芸能人としても有名。東京都中央区築地出身。和光大学、成城大学中退。

所属事務所は、株式会社オフィスアイリス(2013年〜)。

来歴・
裕福な開業医の家に生まれる。曾祖父は警察署長、祖父は海軍主計大佐という固い家系だった。医者の息子ということで慶應義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、日本医科大学、東京医科大学、順天堂大学医学部を受験するが全て不合格。和光大学経済学部、成城大学経済学部に進学するがいずれも中退。ザ・ベンチャーズに影響を受けてギターを知り、高校時代にセミプロ的活動ののち、大学時代には横浜でジャズベースを勉強し、帰郷後すぐ弟(モト冬樹)らとソウルバンド“ブルーエンジェル”を結成。当時のメンバーにはエド、モトのほか、グッチ裕三らがいる。エドはブルーエンジェルに参加していたが、いそがしバンドやビジーフォーには参加していない。父親は「代々の医家ではないし、アメリカでもなければ医者は儲からない」などと言ってエドの自由にさせていたが、母親は「音楽なんて堅気の仕事ではない」と、エドの音楽活動には猛反対していた。

1982年、『お笑いスター誕生』で8週勝ち抜き、金賞を獲得。以後、テレビ・ラジオを中心にタレント、俳優、音楽家として多岐にわたり活動。

内藤やす子に提供した「六本木ララバイ」は第40回NHK紅白歌合戦でも歌われたヒット曲として有名。