全米各地の銀行を襲ってきた爆破強盗トム・カーター(リーアム・ニーソン)は、現場に一切の痕跡を残さず、死傷者を出すこともない伝説の強盗と呼ばれていた。
警察は最初の犯行から8年経った今でも、捕まえることが出来ずにいた。
そんなある日、カーターは盗んだ金を隠すため貸倉庫を訪れるが、そこの店長アニー(ケイト・ウォルシュ)に恋をする。
それから1年後、カーターは恋人になったアニーと新しい人生を歩もうと考え過去の罪を償うためFBIに自首することに決める。
しかし、この9年間で伝説の爆破強盗犯だと名乗る偽通報が相次いだため、対応したFBI捜査官ベイカー(ロバート・パトリック)とマイヤーズ(ジェフリー・ドノバン)は、彼の話を信じていなかった。
その後、FBIはカーターのいるホテルにニベンス捜査官(ジェイ・コートニー)とホール捜査官を派遣。カーターは2人に事件の詳細を話し、総額900万ドルの金の一部を隠した倉庫の鍵を渡すと、ニーブンズたちは倉庫に行き、300万ドルの金を発見する。
しかし、金に目が眩んだニベンスたちは着服しようと考える。
さらに残りの金の在りかを聞き出すため、ホテルに戻りカーターに銃を突きつけ脅す。
ちょうどそこにベイカー捜査官が駆け付けるが、ニベンスはベイカーを撃ち殺してしまう。
何とか逃げ出したカーターは、アニーに遠くに逃げるよう指示をするが、彼女も危険に晒されてしまうことに…。