ストーリー
元CIA工作員の父エリック(エリック・バナ)と、電気も通っていないフィンランドの山奥で人知れず暮らしていたハンナ(シアーシャ・ローナン)。
幼い頃からあらゆる格闘技と何ヶ国語も操る語学力、そして偽のプロフィールを叩き込まれてきた。
愛らしい外見に反し、痛みを知らず感情をもたないまま16歳まで成長してしまった。いつしかハンナの戦闘力は父を超えた。
全ては、エリックの元同僚であり、ハンナの母ヨハンナを殺したCIA捜査官のマリッサ(ケイト・ブランシェット)に復讐するため…。
ついにフィンランドの山を下りる日がやってきた。エリックが持っていた居場所を知らせる発信機のスイッチを入れ、ハンナとエリックは行動を起こす。
ビジネスマン風の格好になったエリックは先に小屋から出発し、「グリムの家」と呼ぶ場所でハンナと合流することに。
その頃、発信機の信号を受信したCIAでは、十数年行方不明だったエリックを反乱分子として抹殺することを決定。
その後、CIAに包囲されたハンナは別の場所へと連行された…。
拘束されてしまったハンナと街に出たエリックを、マリッサたちが追いかけてくる。
行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いの中で、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知ることに…。
そして、感情を持たないまま、暗殺者として育ったハンナの運命は…。