――その後、国内レースで名を成す人たちがたくさんいたのですね!!

「1970年代になると漆原徳光(ロータス41)、黒須隆一(ブラバム改ホンダS8)、村田邦夫(ベルコスズキ)、津々見友彦(ロータス41)、武藤憲一(ロータス47)、遠藤栄行(サーティーズTS15)、中嶋悟(ノバ513)、長谷見昌弘(シェブロンB40)、柳田春人(マーチ752)、星野一義(シェブロンB40)のお歴々も参加してきます。彼らと同じ70年代初めから参加した見崎君は、1972年のプロダクションクラスで優勝(トヨタセリカ1600GT)、舘君も現在のトムスを設立した1974年にプロダクションクラスで優勝(セリカ)、翌75年も連続優勝に輝き、マカオの常連も日本勢を侮れなくなってきたのです」