ある朝、検視官のリンジー(ルーシー・リュー)が向かいの部屋のニックを訪ねると、彼の部屋からはスレビン(ジョシュ・ハートネット)という男が出てきた。
スレビンはニックの友人だというが、ニックが失踪したと思ったリンジーは、独自に捜査を始めることに。
そして、電話履歴をチェックし、ニックがあるホテルと連絡を取っていたことを突き止める…。
彼女が仕事に向かった後、ギャングの手下のスローとエルビスがアパートにやってくる。
ニックと間違われたスレビンは、高層ビルの最上階に住むギャングのボス(モーガン・フリーマン)の元へ連れて行かれる。
彼はスレビンをニックと決めつけ、借金返済と敵対するユダヤ人ギャングのラビ(ベン・キングスレー)の息子イツザックを暗殺するよう迫る。
部屋に戻ったスレビンを、今度はラビの手下が待っており、ニックと間違われ、貸した金を返せと迫られる。
一方リンジーはホテルを訪ね、ユダヤ人ギャングと一緒にいるスレビンを見て、彼を問い詰める。
スレビンはニックと間違われてギャングの抗争に巻き込まれたことを説明する。
さらに敵対する2つの勢力を見張る刑事ブリコウスキー(スタンリー・トゥッチ)も、スレビンを監視し始める。
スレビンは悩んだあげく、イツザックの暗殺を引き受けることにするが…。
不運続きのスレビンは最悪の状況を抜け出すことは出来るのか…!?