宇宙物理学者のジョン・ケストラー(ニコラス・ケイジ)。ある日、息子のケイレブ(チャンドラー・カンタベリー)が通う学校でタイムカプセルを掘り出す行事が行われた。
それには50年前の生徒たちが作った未来想像図が入っていて、生徒にその中身が配られる。
ケイレブが手にしたのは一見不規則に数字が羅列された一枚の紙だった。
子どもが書いたとは思えないその内容に興味を抱いたジョンは、検証を始める。
彼が目に止めたのは“299691101”という数字。それは、米国同時多発テロが起きた日付、そして2996人という犠牲者の数と一致していた。
慌てて他の数列も確認すると、過去に起きたあらゆる大惨事の日付、犠牲者数と一致していることが判明。
その中には、ジョンが妻を亡くした2年前のホテル火災も含まれていた。さらにその紙には未来の大惨事も記載されていた。
81人の犠牲が出ると予告された惨事を未然に防げないかと、予告された場所へ向かうジョン。
すると、旅客機が彼の頭上を通過し、高速道路を越えて墜落した。
ニュースでは81人の犠牲者が出て、太陽の熱波による機体の不具合が原因と報じられる。
ジョンのたてた仮説が確信へとかわり、ジョンは数列の解読を進めることに。
だがその結果、彼が導き出した答えは“地球消滅”。紙に記された最後の数字は翌日の10月19日だった…。