マイケル・チミノ
1974年、クリント・イーストウッド主演の『サンダーボルト』で監督デビューを果たす。
1978年、ベトナム戦争に材をとった『ディア・ハンター』で、アカデミー監督賞を受賞。
1980年、『天国の門』を監督。しかし、撮影日数の超過やセットの組み直し、作中では重要ではない機関車の調達などを行い、製作費が4400万ドルにまで達し、興行収入は350万ドルを切る莫大な赤字を出した。
結果、製作のユナイテッド・アーティスツが倒産する「映画災害」を引き起こした。以降数年間映画界から干されることになる。