米の不足感と小売価格上昇を背景に、1キロ341円の関税を払っても米輸入が「割が合う」取引になり、大手商社・兼松はアメリカ産カルローズを今年、1万トン輸入する方針を公表している。

政府は「米輸出拡大」の旗を振るが、「輸出」より早く「民間輸入」が急拡大しようとしている。