どちらも動乱の時代ですが、「実は正反対だったこと」の1つに「気候」があります。

先に言ってしまえば、「源平期」は「温暖期」、「戦国期」は「寒冷期」だったのです。

日本では「源平期」の時、西国が飢饉に見舞われました。

この時の飢饉は「旱魃」によるもの。つまり「温暖期」による少雨の水不足による凶作でした(「養和の飢饉」1181年)

鴨長明の『方丈記』にも

「また 養和のころとか 久しくなりて たしかにも覚えず 二年があひだ 世の中飢渇して あさましき事侍りき 或は春 夏ひでり 秋 冬 大風 洪水など よからぬ事どもうち続きて 五穀ことごとくならず」
https://ameblo.jp/gonchunagon/entry-12784080948.html