>>187
ドイツ悪玉論の神話049
https://caritaspes.hate削nablog.com/entry/2019/04/29/040809

次に彼は、共産主義者を厳しく取り締まった。突撃隊と親衛隊が彼らを何千人単位で集め、ミュンヘンの近く、ダッハウの再教育センター(後に「強制収容所」と呼ばれた)に拘束した。独逸共産党の党員の78%が猶太人であった。だから、共産主義者を逮捕すればそれは常に、殆ど猶太人を逮捕する事であった。つまり猶太人が猶太人であったために選って逮捕されたのではなかった。彼らは共産主義者を逮捕し、逮捕者は殆ど全てが猶太人であった。ヒトラーは、共産主義者を独逸人民の敵と観ていた。

1933年7月14日、共産党と社民党が禁止された。党の活動家で、未だ國内に居た者は逮捕され、強制収容所に送られた。ヒトラーは、彼らがその立場に居たら、同じように別の方法で独逸を浄化したであろうと判断を下した。ゲシュタポが乞食、売春婦、同性愛者、アルコール中毒者、そして、働くことを拒むもの、彼らが呼ぶところの「仕事嫌い」を逮捕し、投獄した。一つの法律が施行され、國家社会主義党以外のあらゆる政治政党が禁止された。