海外では爆発事故も

 水素社会への取り組みは国内外で加速している。だが、海外では水素による爆発事故も起きている。

 2019年5月に韓国の工場内にある水素貯蔵タンクが爆発した事故では、8人もの死傷者が出た。タンクだけでなく周辺施設も大きく損壊する規模の爆発で、静電気や火花によって着火し、爆発につながったとされている。

 その翌月には、ノルウェーの首都オスロ近郊の水素ステーションでも爆発事故が起きている。配管のバルブが不良だったために水素が漏れ出し、着火したことが原因だったという。

https://www.asahi.com/sp/articles/ASS6K05V4S6KULBH00FM.html