従って、台風がくるとわかっていながらネットを降ろさなければ、保存上の瑕疵があることになる可能性があります。
 また、上記の基準は、あくまで設計時のものですから、その基準どおり建築しても、建築後の経年変化等により、鉄が腐食するなどして強度を失い、ある程度の強風で倒壊する危険のある状態になることもあります。この場合も、保存上の瑕疵があることになります。