https://tocana.jp/2019/11/post_121421_entry_3.html

――つまり、今回の教皇来日には何か裏があると?

(神ノ國ヲ)考えてください。なぜこのタイミングなのか。そうです、新天皇の「大嘗祭」です。「大嘗祭」については、民俗学の泰斗・折口信夫によって「皇祖神の大霊継承である」と言われました。実際は非公開となっていますが、一般に「大嘗祭」とは、新天皇が神に穀物を捧げ、それを下賜し、民草と共に食する儀式です。神人共食、これはキリスト教においては「主の晩餐=聖餐」と呼ばれています。そして、教皇来日のタイミングはちょうど大嘗祭や即位の礼を終えたことを伊勢神宮で神々に報告する「親謁(しんえつ)の儀」にあたります。

 すなわち、38年ぶりの「教皇来日」の目的は、偽装のために時期をずらした「大嘗祭」への陪席(身分の高い人と同席すること)なのかもしれません。無論、表向きには「異教の皇帝」の宗教儀式に、「ローマ教皇」が参加することなどあり得ません。しかし、教皇来日の目的は、いわば「和解の盃」として、真の聖餐式=大嘗祭を十支族の末裔と交すことだったのかもしれません。そして思い出してください。教皇来日テーマ「PROTECT ALL LIFE ~時のしるし~」です。「時のしるし」とは、聖書全体で終末の開始を意味する語です。