佐野市　猛暑日29日、全国最多　熱中症対策と知名度アップ模索
2022年9月2日 07時37分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/199527

　栃木県佐野市は今夏、最高気温が三五度以上となる「猛暑日」が八月末現在で二十九日あり、全国市町村で最も多いことが気象庁のまとめで分かった。各地の気象台や地域気象観測システム（アメダス）など全国九百十四カ所の観測地点のデータから集計した。市は熱中症対策に全力を挙げるとともに、「暑いまち」を売り物に知名度アップも模索する。（梅村武史）

　七月一日に県内観測史上最高となる三九・九度を記録した佐野市。今夏は猛暑日が長期間続く傾向が強く、六月二十四日～七月三日に十日間連続、七月二十七日～八月三日が八日間連続で猛暑日だった。

　気象庁観測整備計画課によると、佐野市に次ぐ二位は二十八日の兵庫県豊岡市、三位は二十七日の埼玉県鳩山町と徳島県美馬市。次いで二十六日の埼玉県熊谷市、二十五日の群馬県館林市などが続く。

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