【ニューヨーク19日(日本時間20日)】米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手(29)が野球賭博問題で大リーグ機構(MLB)から調査を受けていると、ジャパンタイムズ(電子版)が19日付で報じた。実弟の翔被告(26)が昨年11月に野球賭博事件で起訴されたことを受け、調査に乗り出した。ダルビッシュは球団を通じ、関与を否定。右肘手術からの復活を目指す最中に、思わぬ問題に巻き込まれた。

 全米に衝撃のニュースが駆け巡った。一報を伝えたのはジャパンタイムズ(電子版)。「賭博の件でダルビッシュが、MLBから調査を受けている」と報じた。

 その上でMLBの広報を取材し、「われわれは通常通りの作業として状況を把握し、調べている」との言葉も引き出した。ジャパンタイムズは「ダルビッシュは情報を(弟に)提供できる立場にあった」とし、これを受け、大リーグ公式サイトなどのメディアも一斉に報道した。

 ダルビッシュの弟・翔被告は昨年10月に客から賭け金を集めて野球賭博を行い、自らも参加したとして逮捕された。11月に賭博開帳図利と常習賭博の罪で起訴され、翌12月には日本のプロ野球だけでなく、米大リーグを合わせた約380試合で野球賭博をしたとして、追送検されている。

 今回問題となったのは大リーグの賭博。MLBはダルビッシュが弟にレンジャーズの内部情報などを漏らしていないか、調べているもようだ。昨年3月に右肘靭帯(じんたい)の修復手術を受けた右腕は今年1月に入って渡米。キャッチボールを再開し、5月半ばの戦列復帰を目指している状況で思わぬ問題が飛び火した。
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