【MLB】ドジャース、チケット完売記録が開幕2戦目で早くも途切れる 米記者「全試合完売の考えは消えた」

大谷翔平の存在が、観客動員につながっていなかったようだ。スポーツメディア『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者が12月1日、エンジェルスのここ数シーズンの入場者数が、大谷がエンジェルスに在籍した最初の数シーズンよりも少なかったと報告した。さらにホームゲームで大谷が先発した時でも、大きな数字の変化が見られなかったという。
 ローゼンタール記者は、「『Stats Perform』のデータによると、オオタニの存在がエンジェルスにとって観客動員の押し上げた効果はあまりなかった。オオタニが在籍した6シーズン中、ホームで先発した時と、そうでない時の差は平均163人のファンを多く集めただけ」と伝えた。
 さらに、「エンジェルスは2003年から19年まで、毎シーズンのホーム観客動員数は300万人を超えていた。しかし新型コロナウイルスに起因する制限を受けなかった過去2シーズン、エンジェルスのホーム観客動員数は、それぞれ250万人と260万人だった」と加えている。