週刊新潮の編集長が証言台へ

 今度は新潮社の番。証言台に上がったのは週刊新潮の編集長だ。平成元年に新潮社に入社し、『FOCUS』『新潮45』などを経て、週刊新潮にやってきたという生粋のスクープ野郎である。編集長によれば、事件の裏幕は以下のような流れだ。

 青山・六本木を中心に一級建築士として活躍していた父・三郎さん(六本木にできた叙々苑1号店の設計と内装、さらに看板のロゴは三郎さんによるもの)。裏口入学ネットワークの窓口となった経営コンサルタントの男性も同じ界隈で仕事をしていた。裏口入学ネットワークは指定暴力団とも関りがあったとされているが、その正体は同暴力団員の娘であるS子。  S子は毎日のように六本木を遊び歩いており、そのルートで経営コンサルタントと知り合ったという。そして父・三郎さんが、「息子は割り算もできないほど馬鹿なんです」と経営コンサルタントに泣きつき、「ホテルで缶詰め作戦」を実行。

 入学後、大学への寄付金という形で800万円を支払ったらしい。しかし、それがのちの太田光だとは露知らず。数年後有名になった際、S子が経営コンサルタントに「あのときあなたが裏口入学させた三郎の息子、太田光だよ」と報告。男性は驚き、編集長にタレこんだというわけだ。

 そもそも裏口入学ネットワークってなんだよと思うところだが、編集長によれば、「当時は、日大、帝京、青学、学習院などなど裏口入学の枠があり、大学が裏で取り仕切っている。その窓口には限られた人しかアクセスすることができない」という。

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