>>736
まず、いずれの場合も西寄りの風が吹いていることが多いからです。
①サンフランシスコの場合・・・サンフランシスコの西側には太平洋があり、暖流が流れています。その海の上を風がながれて来るわけですから、気温も下がりにくくなります。また、夏の場合、海は陸地より温まりにくいので、その海の上を通る風も温まりにくいということになります。
②アメリカ東海岸や東京の場合・・・その場所より西側には陸地があります。(東京の場合は日本海に挟まれて広大なユーラシア大陸が広がっています)陸地は、海と比べると夏は温まりやすく、冬は熱を放出しやすくなります。そのため、夏は暑く冬は寒いのです。その大陸を渡って来る風も同様です。だから、寒暖の変化が激しいのです。
ついでに、東北地方三陸海岸沖は寒流が流れています。夏に東風が吹くと、その寒流によって大気は冷やされ、仙台などでは気温が上がりにくくなります。「やませ」と呼ばれていて、しばしば冷害をもたらします。最近でも、仙台で真夏でも20℃以下になったことがあります。仙台は、東側に位置しているので、西風だったら暑いのに、風向きが逆だと寒くなるのです。
これらのことからわかるように、風向きと陸地か海かによって、気温も左右されるのです。

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