「ジョーズ」に関する後悔 スピルバーグ監督が告白

スティーブン・スピルバーグ監督といえば、長年に渡り活躍している稀代のヒットメーカーだが、
最初のヒット映画となった「ジョーズ」(1975)に関して、後悔の念を抱いていることを明らかにした。

「私がいまでも恐れているのは、サメに食べられることではなく、1975年以降、漁師たちによるサメ狩りブームを引き起こしてしまった張本人として、
サメたちに憎まれているのではないかということです。この映画と原作本のせいで、サメの生息数が減少したことについて、心から後悔しています」

実は「ジョーズ」の原作者ピーター・ベンチリーも、サメの生息数の激減に関与したことを謝罪。
2006年に英デイリー・エクスプレス紙に対して、「いまの知識があれば、あの本を書くことはなかっただろう」と告白している。

「人肉を好む凶暴な人食いザメはこの世に存在しない。実際、サメは人間を一口以上食べることはまずない。人間は痩せていて食欲をそそらないからだ」
https://eiga.com/news/20221221/10/