八大将軍吉宗の命令で江戸に向かうゾウ……
享保13年(1728)6月7日、広南(いまのベトナム)から、中国の貿易商鄭大成が長崎に、牡牝(オスメス)2頭の象をつれてきた。
牡は7才、牝は5才であったが、牝は上陸3ヶ月後の9月11日に死亡した。
牡は長崎の十善寺にて飼育され、翌年の5月に江戸将軍家に献上されることになった。

へーこれか