世界の人々に楽しまれて

大正9年(1920)ルーマニア皇太子をはじめ、大正11年(1922)英国皇太子が国賓として我が国をご訪問の際、川下りをされ峡谷の景観とスリルを絶賛された。昭和4年(1929)には、英国グロスタニ公ご一行など国賓として招かれた諸外国の王族がお下りになった。戦後はアレキサンドラ内親王殿下をはじめ、ランドル駐日大使のの御一行や、昭和40年(1965)9月にはマーガレット内親王殿下、スノードン郷ご一行がお楽しみになっている。

国内では、大正4年(1915)に宮内大臣土方奉山公、大正15年(1926)には昭和天皇、秩父宮妃殿下、昭和58年(1983)に常陸宮妃殿下と皇族の方々もお下りになっている。また明治の将軍東郷平八郎をはじめ、多くの文人や有名人が次々と訪れ、渓谷美とスリルを楽しまれるとともに、素朴な舟頭の竿さばきの見事さにも驚嘆されている。このように世界各国から親しまれる舟下りである。

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