本来ならばスポーツ・ジャーナリズムがスポーツに対する真っ当な批判を展開し、日本のスポーツを正さなければならない。しかし、日本の場合(欧米とは違って)そのスポーツ・ジャーナリズムを発揮するべきマスコミ=新聞社やテレビ局が、スポーツから利益を得る構造になっている。

 どういうことか? 日本のマスコミは、スポーツチームの所有者やスポーツイベントの主催者となっている。例えば、読売新聞はプロ野球球団(読売ジャイアンツ=巨人軍)を所有している。あるいは、朝日新聞は高校野球の大会(全国高等学校野球選手権大会=夏の甲子園)を主催している。
 だから、読売新聞はプロ野球(特に巨人軍)への批判がタブーであるし、朝日新聞は高校野球(特に夏の甲子園)への批判がタブーである。

 その他、マラソンや駅伝大会の主催(箱根駅伝など)、女子サッカー・チームの所有、高校サッカー、高校ラグビー、高校バレーなどの主催者にマスコミが名前を連ねているため、日本のスポーツ界はスポーツ・ジャーナリズムが存在できない状態になっている。

 つまり、日本においてマスコミとスポーツは癒着している。その結果、日本のスポーツ報道は歪められ、延いて日本のスポーツも堕落する。……といったものである。
https://gazinsai.blog.jp/archives/47672185.html

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