>>241
実際のところ、仮にプーチン大統領がウクライナで戦術核を使っても、米国をはじめとするNATO加盟国はなかなかロシアへの核による報復ができないであろう。核のある世界では、核で報復されるかもしれないと考えた国家の攻撃は抑止される。ウクライナに原爆が投下され、その報復として核保有国の米英仏がロシアに核攻撃をすれば、ワシントンやロンドン、パリにロシアの核が飛んでくるかもしれない。どの国家の最重要事は自国の安全を自ら保障することである。ましてウクライナはNATO加盟国ではない。好むと好まざるとにかかわらず、ロシア相手の相互確証破壊を考慮すれば、NATOがウクライナのかたきを討つためにロシアを核攻撃するとは考えにくい。