防衛省が“日本製戦闘機”にこだわるのは防衛産業「三菱重工」を救済するためか|防衛費倍増 これだけの疑問(日刊ゲンダイDIGTAL)

防衛省が進めている国産の戦闘機開発は不首尾に終わるだろう。それは前回に述べたとおりである。
では、なぜそのような戦闘機の開発を進めようとしているのだろうか。

防衛産業を維持するためである。日本防衛のためではない。防衛省にはその傾向がある。
日本の防衛を全うするためには、兵器の製造国はこだわるべきではない。米国製でもスイス製でも中国製でもよい。高性能かつ安価な兵器を多数揃えるべきである。