A子さんは小誌に寄せた手記をこう締めくくっていた。

〈1つの家庭をめちゃくちゃに壊した山尾さんが、悪びれることなく国会で待機児童や憲法改正の話をすることに、強い憤りを覚えます。人の心を踏みにじったまま知らん顔をして、事実すら語ろうとしない姿勢が私には理解できません。

 私は山尾さんのせいで、全てを失いました。家庭、愛する夫、かけがえのない息子、全部失ったのです。(略)事実を認め、その償いをしてもらいたい。

 そして、もし叶うのなら、夫と息子を私に返して欲しい。せめて、愛する息子だけでも私の手許に戻して欲しい。いまはそう切実に願っています〉

 これまで、待機児童問題やシングルマザーの支援など、弱い立場の女性に寄り添う政策を掲げてきた山尾氏。自身のHPでも「政治がしなければいけないこと、それは『暮らしに安心と希望を届けること』」と高らかに語っている。

 だが、人生に希望を見出せず命を絶ったA子さんに、その言葉を伝えられるだろうか。
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