12日のTBS系「サンデーモーニング」では、白鴎大学教授の岡田晴恵さんは、「働かなければ食べられない人は、動くということになるでしょうね」と指摘。「補償と抱き合わせで、もっと強く自粛要請をいますぐかけないと、感染伝播(でんぱ)はとまらない」と危機感を表明しました。

 「補償を渋っているのは財務省でしょうね」とのべたのは、評論家の佐高信さん。「(安倍首相は)森友問題で財務省に大変な借りを作っている。(財務省の)顔色をうかがわないといけない」と指摘したうえで、「トランプ(大統領)におしつけられた武器を買わなきゃ財源はある」としました。

 番組では、イギリスで休業補償として賃金を80%補償され、閉店を覚悟していた日本食レストランを経営する邦人が「全員に賃金を払うことができるようになった」と安堵(あんど)する様子を紹介。毎日新聞記者の元村有希子さんは、「小さい店舗は今月の家賃が払えないと困っている」として、スピード感を持った対応を求めました。

 ジャーナリストの青木理さんは、知り合いのバーや飲食店経営の人に聞いたとして、「(営業を)やっているところもある。やめたら食えなくなるからです。固定費、家賃、人件費もある。ここにちゃんと補償しないと、雇用も守れないし、感染も止まらない。とにかく、補償をしないと、取り返しのつかないことになる」と警鐘を鳴らしました。

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