去年の東京パラリンピック開会式当日に飛行した「ブルーインパルス」のカラースモークの塗料が、航空自衛隊入間基地周辺の車などに付着した問題で、航空自衛隊は22日、2人を懲戒処分にしました。
 飛行計画を承認し、実施させたとして、当時の部隊指揮官で50代の男性1等空佐が減給1か月、計画を立案し自らも編隊長として飛行した40代の男性2等空佐が戒告となりました。ほかに、乗員ら合わせて7人を注意や口頭注意としました。
 航空自衛隊によりますと、ブルーインパルスの機体は都内での飛行を終え、入間基地に戻る際にカラースモークを出しました。
 低い高度で飛んだため被害が出て、基地周辺から500件ほど、車両およそ1200台分の問い合わせがあり、損害賠償の手続きを進めています。
テレ玉