“事件”が起こったのは今年の7月1日の夜。杉森氏は、沖縄の得意先である石油販売会社の幹部らとともに、沖縄県那覇市の中心部にある歓楽街・松山の高級クラブに来店した。店のVIPルームである個室で飲み始めた杉森氏は、隣に座った初対面の30代女性ホステスを気に入った様子で、手を握ったりした後、大声を出して彼女を抱き寄せたという。

「持ち込みのワインを飲みだして気持ちが大きくなったのか、杉森さんは彼女のドレスの中に手を入れて、胸を触り始めた。それには飽き足らず、ついにキスを強要した。彼女の肩に手を回し、その腕で強引に首を絞めるような格好で唇を奪ったのです」(同店の内情を知る関係者)

 この間、女性は幾度も拒む仕草を見せたが「銀座では普通だよ、こんなの」などとしつこく言い募りながら別のホステスにも同様の行為を働いたという。
ドレスを強引に脱がし…

「こうした状況が2時間近くも続き、さすがに見かねた他のホステスが“会長、こっちで歌いましょう”とカラオケを勧めたりしたようですが、それでは満足できなかったのでしょう。杉森さんはセクハラを続けてきた彼女のドレスを強引に脱がし、上半身は何もつけていない状態に…」

 ドレスを剥ぎ取られた女性はその場に泣き崩れてしまい、店側はホステスを交代させる形で彼女を解放したという。しかし、彼女は体に異変を感じていた。

「帰宅した翌日、病院で検査を受けたところ、肋骨の骨折や、首がむち打ちのような状態となっていることが認められ、全治2週間との診断を受けたようです」(