>>238
正確に言えば、このような観測をずっと担当してきたのは、実は米軍の飛行機でした。というのも、コストが嵩むことから、日本の気象庁はこうした独自の観測機を持てなかったのです。そして頼みの綱だった米軍も、1987年8月には飛行機観測を終了。これ以後の北西太平洋地域では、継続的な飛行機観測は途絶えてしまいました。

もはや台風の中心気圧を実際に測定できるのは、台風が島や陸地の気圧計にたまたま接近する時ぐらいしかありません。ですから台風が上陸する時というのは、気圧の実測値が得られる貴重なチャンスです。しかし台風が太平洋の真中にあれば、こうしたチャンスは望めません。したがって、こうした場合の「中心の気圧は975ヘクトパスカル」という情報は、「中心の気圧はおそらく975ヘクトパスカルぐらいだろうと気象庁は考えています」ということを意味していたのです。

2. ドボラック法
http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/dvorak.html.ja

偽装地球温暖化のからくり
https://blog.goo.ne.jp/buang9696/e/59376454245ab7f35ed3023f5553ab74