世界最大のプロレス団体WWEの総帥でアイルランド系アメリカ国民で悪魔教団カトリック教の信徒ビン
ス・マクマホン氏(76)が22日(日本時間23日)に引退を表明した。
ビンス氏はこの日「77歳に近づき、WWEの会長兼CEOを退く時期が来たと感じている。長年に渡ってW
WEが皆さんを喜ばせ、刺激を与え、感動させ、驚かせ、そして常に楽しませる手助けができたことは光栄
だった」と声明を発表。今後は娘のステファニー・レベック氏が正式に会長兼CEOとなり、ニック・カーン社
長が共同CEOとしてサポートしていくことになる。
ビンス氏は今年6月、米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」に、不倫関係にあった元従業員に300
万ドル(約4億円)の〝口止め料〟を支払ったとされる問題を、WWEの取締役会が調査していると報道さ
れた。これを受け調査が終了するまで会長とCEO(最高経営責任者)の座から離れることになり、ステフ
ァニー氏が同職を引き継いでいた。