この事件について、ベン・ジョンソンはかねてから「何者かに陥れられた」という陰謀説を主張してきたのだけど、つい先日、その陰謀にカール・ルイス荷担していたという衝撃の主張を展開し始めたのだ。オーストラリア紙ヘラルド・サンのインタビューに答えたベン・ジョンソンによると、ソウル五輪のドーピング検査の待合室でカール・ルイスと家族同然の付き合いをしていたという米国人元フットボール選手と一緒にビールを飲んだそうで、そのビールに薬物が混入されていたのだという。

ベン・ジョンソンは、陸上競技への復帰が認められた1992年のバルセロナ五輪でもドーピング検査で陽性反応が出たため、陸上競技から事実上永久追放となったのだけど、このときだけでなく、以前から薬物を使っていたことは認めている。ただし、ソウル五輪のときに検出された筋肉増強剤「スタノゾロール」は、今まで使用したことがないと主張しているのだ。

オーストラリアのテレビ局にカール・ルイスの関与を尋ねられ、ベン・ジョンソンは「多くは語らないが……関与していた」(ライブドアニュースより)と答えている。これが事実なら、とんでもないスキャンダルなのだ。
https://www.narinari.com/smart/news/2006/12/6808/

ルイスもドーピング違反?/五輪委元役員が米誌で告発
2003/04/16
http://www.shikoku-np.co.jp/sports/general/20030416000085