安倍元首相は2021年9月12日、統一教傘下の民間国際機構である天主家庭連合(UPF)が
パン・ギムン元国連事務総長が委員長を務め194国をオンラインで連結して開催した「THINKTANK2022(シンクタンク2022)希望前進大会」に
ドナルド・トランプ元米国大統領、ホセ・マヌエル・バローゾ元欧州連合(EU)執行委員長、グロリア・アロヨ元フィリピン大統領、デベ・ゴダ元インド首相と一緒に、
映像メッセージを送って行事を祝賀した。
安倍元首相は「同志トランプ大統領と共に演説の機会をもらえたことを光栄に思う」とし、
「日本・米国・台湾・韓国などの国は自由と民主主義の価値を共有する」
「彼らの団結と台湾海峡の平和および安定維持、そして韓半島平和統一の実現を成し遂げるには途轍もない情熱を持った人々によるリーダーシップが必要だ」と話した。続けて、
「世界各地の紛争解決、特に韓半島の平和統一のために努力してきた韓鶴子総裁をはじめとする皆様に敬意を表する」と発言したと、
日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた。
トランプ元大統領も「大統領在任時代、誇らしい業績は南北間の明るい未来のために寄与したこと」とし、
「米国の友邦であり同盟国として偉大な民主主義国家を建てた韓国の発展事例は希望の証拠」と話した。
しかし、統一教はこの映像を活用して伝道などに活用してきた。
犯人の山上が安倍元首相を統一教の後援者と誤認した背景だ。

スカイデイリー(韓国語)2022年7月11日