7月 札幌市内で第25回参議院議員通常選挙の応援演説をしていた安倍晋三内閣総理大臣に対し、
数人の男女が野次を飛ばしたが、それに対して道警の警察官数人が野次を飛ばした人物を取り押さえ排除した。

道警は公職選挙法違反(選挙の自由妨害)に当たるとしたが、警察官らの行為が政治的中立性の観点から議論となった。

また、ヤジを飛ばさずに「消費増税反対」や「年金問題」と書かれたプラカードを持っていた人物に対し、
警察官が取り囲む・プラカードを警察官が押さえ付けるなどの行為も生じていた。

なお、これを受けて2名が損害賠償を求める訴訟を提起し、排除行為は表現の自由を侵害したとして、
2022年3月25日に計88万円の賠償を命じる判決を下した。