これまで日本の最高気温は、これまで1933年7月25日の山形市で記録した40.8℃であったが、2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9℃を観測し、74年ぶりに国内最高気温を更新した。
山形市と熊谷市の場合はフェーン現象が、多治見市の場合は高気圧の中心付近にあったことが関係しており、共に熱い空気が滞留しやすい盆地にある。
熊谷市と多治見市は厳しい暑さで知られており、これを逆手にとって、熊谷市は「あついぞ! 熊谷」という町づくり事業が、多治見市は「日本一暑い町」として観光誘致活動を行っている。
なお、この日本最高気温の記録は、気象庁自らの観測であり、1923年8月6日に徳島県撫養町(現 鳴門市)の中央気象台委託観測所で42.5℃を観測するなど、40.9℃を超える観測例がある。
(饒村曜 和歌山気象台長 / 2008年)

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