首里城の被害を拡大させたのは「安すぎる入場料」だと考える、これだけの理由:スピン経済の歩き方

「これまで首里城の管理を国がしていて、場内でのイベントは原則禁止されていた。今年2月以降に管理が県に移って場内でイベントが解禁となった。その途端に今回のような火災が起きた」
結論から申し上げると、これは真っ赤なウソだ。国が管理していたときから首里城ではフツーにイベントをやっている。

もしこれがイベント関係者の火の不始末だろうが、分電盤のショートのせいだろうが、ここまで甚大な被害を招いた「真犯人」は別にいる。それは「大人830円」という「安すぎる入場料」だ。