1996年に発刊された元・大鳴門親方が著した『八百長〜相撲協会一刀両断』(鹿砦社)に記されている言葉だ。同書は「週刊ポスト」(小学館)での連載をまとめたもの。これを側面で支えていたのが、北の富士の後援会の元・副会長だった橋本成一郎氏。同書の出版に伴い日本外国特派員協会での講演も予定されていたが、その直前の4月14日、2人とも愛知県の藤田保健衛生大学病院で、レジオネラ菌による重症肺炎で死亡した。同じ日に同じ病気で死亡に至った謎については、今に至るも明らかになっていない。

 20年以上経った今も、元・大鳴門親方の語った相撲界の姿は変わっていないのではないか。
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