冬戦争
1939年11月 ソ連軍が突然フィンランド国境全域から侵攻

1939年12月 国際世論はソ連を非難。フィンランドの提訴で国際連盟はソ連の追放を決定

1939年12月 フィンランドの守りは固くソ連軍を撃退。スターリンはいったん攻撃を中止

1940年1月 フィンランド外相がスウェーデンを訪問し援軍を要請したが拒否される。スウェーデン国民はそれに反発。ナチスドイツはソ連と密約があり傍観。英仏はドイツに加えてソ連まで敵にすることは避け旧式武器を援助。アメリカは資金援助のみ

1940年2月 重火器や兵力を増員したソ連軍が再び侵攻を開始。フィンランド軍を圧倒するもソ連軍の死傷者も甚大

1940年3月 大きな国際支援もなくこのまま続けたら必ず負けるフィンランドと、予想以上の損害と春になって雪が溶け泥地になっては動けなくなることを危惧したソ連とで講和。フィンランドは領土の10%をソ連に割譲した。住人42万人は10日以内に出ていくかソ連国民になるかの選択を迫られた。