岸田文雄首相は31日の衆院本会議で、ロシア極東サハリンでの石油・天然ガス開発事業「サハリン2」から撤退しない方針だと明言した。
「長期かつ安価な液化天然ガス(LNG)の安定供給に貢献しており、エネルギー安全保障上、極めて重要なプロジェクトだ」と理由を説明した。

 同時に「今後とも先進7カ国(G7)の方針に沿って、ロシアへのエネルギー依存を低減すべく、
さらなる取り組みを進める」と強調した。国民民主党の玉木雄一郎氏への答弁。


 首相は衆院本会議で、ウクライナ情勢に関して24日に開かれたG7首脳会合の結果を報告した。

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