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戦場カメラマンの渡部陽一

渡部は学生時代、狩猟民族に会うためにアフリカを訪れたというが当時は「目の前で子ども達が血だらけになって泣いていたり、助けを求めてくる理不尽な状況が、当たり前のようにあった」という紛争の真っ只中。そこで渡部は銃を持った子どもに襲撃され荷物を奪われてしまったが、日本に帰っても誰にも信じてもらえなかった。この経験から「記録を残せば、たくさんの方に状況を知ってもらうことができる」と考えたことが、写真を仕事にしようと決意するきっかけになったという。