世界の植物は、6つの植物区に分類される。
南アフリカにあるケープ植物区はそのひとつで、最も小さな植物区でありながら、6000もの固有種が確認されている植物王国。
日本の花屋さんでも見かけるキングプロテアや極楽鳥花など、おなじみの花の多くが実はケープ植物区が原産。
南半球の春、8月の終わりに短期間だけ現れる広大な天然の花のカーペットや、砂岩でできた壮大な奇岩地帯が見どころ。