新型コロナ「不都合な真実」、医療法人会長が告発 「感染者数」「死者数」実態反映していない可能性、事実上の水増しも

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 死者数についても吉野氏は「入院患者は院内感染を防ぐためPCR検査を実施するが、ひとたび陽性なら、直接の死因ががんや脳梗塞、心筋梗塞でも『コロナ関連死』となり、新型コロナの死者数が事実上、水増しされることになる」と話す。

 吉野氏は新型コロナばかりが重要視されている理不尽さも強調する。

 厚労省の感染症サーベイランス事業により全国約5000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数を週ごとに把握した調査では、「新型コロナウイルス(疑い例も含む)」の報告数は、10月19日〜25日の週は13例報告された。一方で、結核が286例、腸管出血性大腸菌感染症(O−157)は90例。10月26日〜11月1日の週も、新型コロナが51例なのに対し、結核が238例、O−157は75例だった。

 「結核やO−157など死亡率も高い感染症の方が、新型コロナより報告数が多い。死者を出してはならないのは、新型コロナでもがんでも自殺でも同様だ」と訴える吉野氏。「死亡率100%の狂犬病やジフテリアなどと同等に2類の感染症に指定するのはおかしい。陽性者の全数把握や無症状者、軽症者の受け入れを続けていては、医療崩壊になるかもしれない」と警告した。