>>351
「日本のおかげで、アジアの諸国はすべて独立した。日本というお母さんは、難産して母体をそこなったが、生まれた子供はすくすくと育っている。」から始まる長文が流布している。

書籍・雑誌・インターネット上の記事で多数引用されており、再引用と孫引きの繰り返しによって様々なバージョンが流布している。

しかし、この説の出典は明示されておらず、『サヤーム・ラット』紙の記事にもそうした文章は見つかっていない。[1]

百田尚樹著『日本国紀』は同記事を『サヤーム・ラット』紙昭和30年(1955年)12月8日の掲載記事と紹介するが、実際の同紙当日の紙面にそのような記事は存在しない。[2]