テレビ朝日の情報番組「大下容子ワイドスクランブル」で、「視聴者からの質問」を番組のチーフディレクターが作っていたことが判明し、同局が10月21日に発表。チーフディレクターは同局の子会社、テレビ朝日映像の40代男性社員だとして近く処分をするとしたが、番組スタッフのひとりに話を聞いてみると、表からは分からない現場事情が浮かび上がってきた。

前提として、この種の「作り」は残念ながらメディアで珍しくない。1990年代から新聞、雑誌に関わってきた筆者も新人時代に最初に驚いたのはそこで、読者からの意見欄を編集者が勝手に作っていたのを見て失望したのを覚えている。

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