こっちの八田與一は偉人なのに

明治19年~昭和17年
石川県金沢市今町生まれ

 八田與一は、台湾で不毛の大地と呼ばれていた嘉南平原に、堰堤長1,273mという当時では東洋一の規模である「烏山頭ダム」と、総延長16,000kmにおよぶ給排水路を完成させました。
その成果によって、嘉南平原は台湾一の穀倉地帯となりました。
 台湾では、このダムと給排水路をあわせて「嘉南大圳」と呼んでおり、與一は「嘉南大圳の父」として、現在でも台湾で多くの人々に慕われ続けています。