>>360の続き
自分が自分に対して忠実、誠実であって自分自身の信頼できる味方でなかったら、どこの他人が信頼できる味方になる?なることが出来る?

結果、回りには味方がおらず、あるいは見えず、見極められず、知らない内に本当の敵だらけになってしまっても気づけない。
それが今の日本なんじゃないだろうか。

かつての日本が平和だったのは、その辺の「自分の物差し」は皆個々にしっかり持ちつつ、上の方で書いた温厚で平和的な心を持っていたからだと思う。極力敵を作らない、敵という概念を持たない、という。
寛容なればこそ、"筋"はしっかり保っていなければならなかった。

逆に言うと、人々の間にそういう精神が浸透していないと、すぐに互いが、あるいは回りが敵に見えて互いにいがみ合うことになり、武器や力があれば現実的な力を用いて攻撃し合うことになる。紛争やテロが絶えない国や地域というのはそんな感じなんじゃないかと思う。
人々の精神……心、態度には地理的条件や歴史的経緯も大いに影響するから、決してそんな彼らが劣ってるという訳じゃないけど。