⑵眞須美周辺から発見された嫌疑亜ヒ酸[注 12]と東カレー鍋から検出された亜ヒ酸(東鍋亜ヒ酸)は、原料鉱石由来の微量元素の構成が酷似している。

⑶他社製品等に嫌疑亜ヒ酸と同じ特徴を備えた亜ヒ酸は存在せず、嫌疑亜ヒ酸は製造段階において同一である。

⑷関係亜ヒ酸は、製造後の環境(本件では白蟻駆除業)に由来するバリウムをも共通して含んでいる[注 13]。