複列星型エンジン 栄・誉 複列星型エンジン
栄エンジンは、富士重工業の前身である中島飛行機が開発・製造した1,000馬力級の航空機用エンジンです。
小谷武夫技師が設計主任を任され、出力の増大と前面面積を小さくするために星型7気筒を複列化した遠心式スーパーチャージャー付星型14気筒エンジンです。
その後、改良された高出力型「栄21型」は、1,130馬力となりました。
ゼロ戦や隼など多くの航空機に搭載され、その活躍に大きく寄与しました。 合計で、33,233基製造された日本最多生産の航空機エンジンです。
誉エンジンは、中川良一技師が設計主任となり、栄エンジンをベースに2気筒増やして、9気筒とした複列星型18気筒エンジンです。 小型・軽量と2,000馬力の高出力を目指して開発されました。
しかし、戦時中の生産環境と粗悪な燃料により本来の性能を十分に発揮することは出来ませんでした。紫電改や疾風などに搭載され、約1万基近く製造されました。
戦後、誉エンジンを調査したアメリカ軍は、「遅すぎた名 めい エンジン」との評価を与えています。
そこまで言って委員会NP★2
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775名無しさんにズームイン!
2024/10/13(日) 15:10:36.11ID:jFkkSwpI0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています