宮崎駿
「老婦人のパイを届けたときに、女の子から冷たくあしらわれてしまうわけですけど、
宅急便の仕事をするというのは、ああいう目にあうことなんですから。
特にひどい目にあったわけじゃあなくてね、ああいうことを経験するのが「仕事」なんです。
僕はそう思いますし、キキはあそこで自分の甘さを思い知らされたんです。
当然、感謝してくれるだろうと思い込んでいたのが..。違うんですよ!
お金をもらったから運ばなきゃいけないんです。
もし、そこでいい人に出会えたなら、それは幸せなことだと思わなくちゃ..。」